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警官の陳情者射殺事件 当局が被害者の母を拉致

2015年05月09日

【新唐人2015年05月09日】黒龍江省慶安県で、陳情者が白昼の駅で警察官に射殺され、大きな波紋を呼びました。市民や弁護士が真相を究明しようとする一方、当局はその動きを躍起になって阻んでいます。

 

北京の弁護士、謝燕益(しゃ えんえき)さんと李仲偉(り ちゅうい)さんが事件の起こった黒龍江省に赴き、被害者、徐純合(じょ じゅんごう)さんの従兄(いとこ)2人に会ったところ、2人から「当局と20万元で和解したため、弁護は拒否する」と言われました。

 

5月8日、2人の弁護士がタクシーに乗った後、このタクシーの運転手は警察に事情聴取され、2人をどこに送ったのかと聞かれました。

 

北京の弁護士 謝燕益さん

「被害者の母親は拉致され、違法に中医学病院に拘束されています。親戚2人に会いましたがいずれも政府に買収されていました。目撃者2人は証言してくれません。当局は警官の悪事をかばっています」

 

北京の人権活動家、葉洪霞(よう こうか)さんによると、地方の市民がグループを結成し、慶安県を訪れ調査を行っています。

 

北京の人権活動家 葉洪霞さん

「この件はあらゆる公民の安全に関わります。真相究明は公民の責任です。全国各地の公民がグループを結成し、慶安県で調査すべきです」

 

謝燕益弁護士は、徐さんが射殺されるまでの状況を考えると、故意の殺人の疑いがあると考えています。

 

北京の弁護士 謝燕益さん

「市民の陳情を阻み、後ろ手に手錠をかけたあと、殺すなど痛ましすぎます。徐さんは身を守ろうとしただけで射殺されました」

 

5月2日、徐純合さんは慶安駅で、母親と3人の幼いこの目の前で、警察官に射殺されました。

 

新唐人テレビがお伝えしました。

http://www.ntdtv.com/xtr/b5/2015/05/09/a1196082.html (中国語)

(翻訳/河合 ナレーター/水田 映像編集/李)

 

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